エネルギー需要構造(読み)エネルギーじゅようこうぞう(その他表記)end use structure of energy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エネルギー需要構造」の意味・わかりやすい解説

エネルギー需要構造
エネルギーじゅようこうぞう
end use structure of energy

最終的に利用される段階でのエネルギー構成電力,熱,可搬性液体燃料 (交通機関用) という分類法と,産業民生運輸という分類法がある。前者の構成比は,日本ではおおよそ 19%,60%,21%,後者の構成比はそれぞれ 48%,28%,24%である。今後はエネルギーの質に応じた資源の利用,すなわち化石燃料を原材料物質としても利用することや,低温熱ですむところへは相当する熱源を利用することなど,長期的な資源の最適配分が重要となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む