運輸(読み)ウンユ

  • うんしゅ

大辞林 第三版の解説

しゅ(輸)の慣用読み
旅客・貨物を運ぶこと。 -業 類義の語に運送輸送があるが、運送は物品などを移すこと、輸送はよりまとまった量の人や物を運ぶことにいう。それに対して運輸は人や貨物を運ぶことを運送輸送よりも抽象的に言う語であり、前の二つの語とちがって具体的な行為については言わない

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (「しゅ」は「輸」の呉音、漢音) =うんゆ(運輸)
※続日本紀‐和銅八年(715)五月甲午「詔曰、凡諸国運輸調庸、各有期限
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉二「海路近き故に運輸(ウンシュ)に便なり」 〔司馬相如‐喩巴蜀檄〕
〘名〙 (「ゆ」は「輸」の慣用音) 人や貨物などを運び移すこと。通常、鉄道、自動車、汽船などによるものをさす。運送。輸送。うんしゅ。〔日誌字解(1869)〕
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四「一隊は舟に乗りて貨物を運輸せんとす」

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世界大百科事典内の運輸の言及

【交通】より

…人や物の空間的移動をさし,広義には情報の伝達である通信を含めるが,人や物の移動は運輸,輸送あるいは運送などと呼んで,通信と区別することが多い。
【歴史】

[古代・中世]
 人はそれぞれ生活の場をもつ。…

【輸送】より

…人や物の移動を指して交通という場合も多いが,ここでは主として,人や物資を人力を含めた運搬手段によって移動することを運輸,輸送として扱い,世界の古代より近代に至る歴史形成において日本,中国,ヨーロッパ,中東を例としながら,輸送がそれぞれの地域でどのように営まれてきたかについて述べる。それはとりもなおさず,各地域の歴史展開の全体像と分かちがたく結びついたものであり,輸送路,輸送手段,輸送業などのありようにかかわってくる。…

※「運輸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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