現代外国人名録2016 「エミリアカバコフ」の解説
エミリア カバコフ
Emilia Kabakov
- 職業・肩書
- 美術家
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1945年
- 出生地
- ソ連ウクライナ共和国ドニエプロペトロフスク(ウクライナ)
- 学歴
- モスクワ音楽大学〔1959年〕卒,モスクワ大学(スペイン語・文学)〔1972年〕卒
- 受賞
- 世界文化賞(彫刻部門,第20回)〔2008年〕
- 経歴
- 1973年イスラエルに移住。’75年よりニューヨークでキュレーター、アートディーラーとして働く。その後、ソ連で絵本の挿絵作家として活躍した夫のイリヤとともに、’80年代末西側に移り、’88年ニューヨークに移住。’89年から夫と共同で制作を行い、連名で現代社会、美術システムへの言及、人間の想像力を引き出すための大規模プロジェクトを実現。絵画やオブジェ、音楽などを用いた“トータル・インスタレーション”という表現方法で国際的に活躍。’91年以来、たびたび来日。’99年水戸芸術館で大規模な個展「シャルル・ローゼンタールの人生と想像」を開催。2000年越後妻有アートトリエンナーレに「棚田」(彫刻)を制作。2004年東京でイリヤ&エミリア・カバコフ展「私たちの場所はどこ?」を開催。2008年ロシアのプーシキン記念美術館で夫婦の大規模回顧展が開催される。2014年にはグラン・パレのモニュメンタで「奇妙な都市」展を開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報