20世紀西洋人名事典 「エミールアルティン」の解説
エミール アルティン
Emil Artin
1898.3.3 - 1962.12.20
ドイツの数学者。
元・ハンブルク大学教授。
オーストリア出身。
1921年ライプチヒ大学で学位取得、’29年からハンブルグ大学教授となるがナチに追われて’37年渡米、プリンストン大学教授をとなるが’58年帰国、再びハンブルグ大学で教える。抽象数学の先駆者の一人で、数論、トポロジーの分野に貢献、数論では「一般相互法則」を証明して高木貞治の「数体論」を完成、トポロジーでは「結び糸の理論」を創始。’55年代数的数論の国際会議参加のため来日、結び糸についての一般講演を行う。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報