現代外国人名録2016 「エリスマルサリス」の解説
エリス マルサリス
Ellis Marsalis
- 職業・肩書
- ジャズ・ピアニスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1934年11月14日
- 出生地
- ルイジアナ州ニューオリンズ
- 学歴
- ディラード大学(音楽教育),ゼイビア大学(チェロ),南ルイジアナ大学(チェロ),ロヨラ大学〔1974年〕修士課程修了
- 受賞
- ジャズ・マスターズ賞〔2010年〕
- 経歴
- 小さい頃からピアノを弾き、後にクラリネット、チェロも習う。1965年から高校などで音楽実技の教育に携わる。’74年ニューオーリンズ・センター・フォー・クリエイティブ・アーツ(NOCCA)でジャズの実技指導をあたり、数多くのプレイヤーを育てる。のち、コモンウェルズ大学を経て、ニューオーリンズ大学で教鞭を執る。ジャズ・ピアニストとしては、’59〜60年アメリカン・ジャズ・クインテットを結成、’61〜62年プレイボーイ・クラブの専属となり、アーネスティン・アンダーソンなどのバックを務め、コルトレーンとも共演。ニューオリンズのモダン・ジャズ・シーンを牽引し、’77年からホテル・ハイアット・リージェンシーのハウスピアニストとしても活躍。’90年夏公演で来日。息子のブランフォード、ウィントン、デルフィーヨ、ジェイソンらもすぐれたジャズミュージシャンであり、2003年息子ら4人とのアルバム「ザ・マルサリス・ファミリー」を発表。2008年ニューオリンズ名声の殿堂入り。2010年には一家でジャズ・マスターズ賞を受けた。自身のトリオやウィントンとのコンビなどで精力的に作品を発表。代表作に「ナット・アダレイ・セクステット」「ソロ・ピアノ・リフレクションズ」「デューク・イン・ブルー」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報