エリック・エマニュエルシュミット(英語表記)Eric-Emmanuel Schmitt

現代外国人名録2016 の解説

エリック・エマニュエル シュミット
Eric-Emmanuel Schmitt

職業・肩書
劇作家,作家

国籍
フランス

生年月日
1960年

出生地
リヨン

学歴
エコール・ノルマル・シュペリウール卒

受賞
エル読者大賞〔2001年〕「イエスの復活」

経歴
無神論者の家庭に育ったが、カントデカルトに触れるうちに神への関心が高まり、聖書や関連図書を読みあさる。パリ高等師範学校で哲学の博士号を取得後、大学で教鞭を執る傍ら、1991年劇作家としてデビュー。’93年「訪問者」の成功を機に著述業専念以後、フランス演劇界を代表する劇作家として活躍し、数々の賞を受賞。「愛は謎の変奏曲」は日本を含め世界各国で上演される。戯曲以外にも哲学エッセイ、小説などを発表。’94年初の小説「La Secte des Egoistes」を発表、2作目の「イエスの復活」(2000年)はフランスでベストセラーとなり、2001年エル読者大賞を受賞した。「100歳の少年と12通の手紙」を映画化した同名作品では映画監督を務めた。他の著書に「モモの物語」「ノアの子」「そこにモーツァルトがいたから」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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