エリブルース山(読み)えりぶるーすさん(その他表記)Эльбрус/El'brus

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エリブルース山」の意味・わかりやすい解説

エリブルース山
えりぶるーすさん
Эльбрус/El'brus

ロシア連邦南西部の山。大カフカス山塊(カフカス山脈)の最高峰。同山塊中のボコボイ山脈の花崗(かこう)岩および結晶片岩からなる基盤の上に噴出した安山岩質の溶岩円頂丘頂上は二つあり、西の峰は標高5642メートル、東の峰が5621メートル。雪線標高は北斜面で3500メートル、南斜面で3200メートル。面積約135平方キロメートルの氷河がある。山頂付近はクバン川テレク川水源地帯である。ジョージアグルジア)のカフカス地方における登山の主要な対象となっている。

[津沢正晴]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エリブルース山」の意味・わかりやすい解説

エリブルース山
エリブルースさん
gora El'brus

ロシア南西部,黒海とカスピ海の間に連なる大カフカス山脈の最高峰。同山脈西部にある双頭峰で,標高は西峰 5642m,東峰 5621m。ボコボイ山脈の堆積岩層を貫いて噴出した円錐形火山で,安山岩質の溶岩を流し,山体は氷河によって浸食されている。氷河は総面積 134.5km2を占め,クバン川やテレク川源流の水源をなしている。北麓キスロボーツクはエリブルース登山基地として知られる。カバルダバルカル共和国カラチャイチェルケス共和国の境に位置する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む