エンテロキナーゼ(その他表記)enterokinase

デジタル大辞泉 「エンテロキナーゼ」の意味・読み・例文・類語

エンテロキナーゼ(enterokinase)

十二指腸粘膜から分泌される酵素膵液すいえき中のトリプシノーゲン活性化してトリプシンにする。

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精選版 日本国語大辞典 「エンテロキナーゼ」の意味・読み・例文・類語

エンテロキナーゼ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Enterokinase ) タンパク質分解酵素一つ高等動物の腸、とくに十二指腸の粘膜から分泌される。トリプシノーゲンを活性化して、酵素トリプシンにする。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エンテロキナーゼ」の意味・わかりやすい解説

エンテロキナーゼ
enterokinase

酵素番号 3.4.4.8 。高等動物の十二指腸粘膜に存在する酵素。膵液中の不活性なトリプシノーゲンの特定ペプチド結合加水分解し,これを活性型のトリプシンに変える働きをする。トリプシノーゲン → トリプシンの酵素反応はトリプシン自身によっても行われるが,エンテロキナーゼによる場合は数十倍の速度で行われる。

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栄養・生化学辞典 「エンテロキナーゼ」の解説

エンテロキナーゼ

 →エンテロペプチダーゼ

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