エンリコペーア(その他表記)Enrico Pea

20世紀西洋人名事典 「エンリコペーア」の解説

エンリコ ペーア
Enrico Pea


1881 - 1958
イタリア小説家,詩人,劇作家
トスカナ地方出身。
少年時代から水夫、機械工など様々な職業に従事し、15歳の時エジプトに渡る。1910年処女短編集「寓話」を後年の大詩人ウンガレッティの斡旋により出版。第一次大戦後帰国し、自ら劇場を経営して民衆劇の再興にも尽力した。主な作品には詩集「モンティニョーソ」(’12年)、「かかし」(’14年)、自伝的小説「モスカルディーノ」(’22年)、「エジプトの生活」(’49年)、「ふしだらな娘と女たち」’(’53年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android