エートフ図法(読み)エートフずほう

百科事典マイペディア 「エートフ図法」の意味・わかりやすい解説

エートフ図法【エートフずほう】

世界地図用の図法一つ。1889年ロシア人エイトフD.Aitoffが考案地球半球赤道に接する平面に正積投影し,これを水平方向だけ2倍にのばし全地球の経緯線を作る。外形は横が縦の2倍の楕円となる。面積はほぼ正しく,形のひずみも少ない。
→関連項目ハンメル図法

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android