デジタル大辞泉プラス 「おかんじゃけ」の解説 おかんじゃけ 静岡県静岡市の曹洞宗の寺院、久住山洞慶院で、7月の開山忌の縁日の際に販売される郷土玩具。2節に切った若竹の1節分を金槌などで叩き潰し、糸状になった繊維を米のとぎ汁に一晩晒して乾燥させ、色をつけたもの。由来は定かではないが、古くは女児がこれを梳いて髪結い遊びに使用したり、男児が相撲の軍配に使用したりしたとされる。“洞慶院の縁日でおかんじゃけを買えば夏病みをしない”と言い伝えられ、縁起物として売られている。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報