最新 地学事典 「オキサイド斑糲岩」の解説
オキサイドはんれいがん
オキサイド斑糲岩
oxide gabbro
鉄─チタン酸化物に富む斑れい岩。モード組成で2%以上の鉄─チタン酸化物を含む海洋底斑れい岩に対して伝統的に用いられ,1─2%含むものには一般に「鉱染状(disseminated)」という修飾語句をつける。ガブロノーライトや斑れい岩を主体とし,少量のかんらん石や角閃石を含む場合や閃緑岩質の場合もある。オフィオライトにはまれで,層状苦鉄質貫入岩体の鉄─チタン酸化物に富む層を指す場合もある。有色鉱物の組成は鉄斑れい岩ほどは鉄に富まず,りん灰石を多く含む場合もあることから,ネルソナイトとの類似性が指摘されている。
執筆者:山崎 徹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

