おしな

精選版 日本国語大辞典 「おしな」の意味・読み・例文・類語

お‐しな

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「しな」は「信濃(しなの)」の略 ) 江戸出稼ぎに来た信濃の男を卑しめていった語。川柳では大食者とされている。また、転じて地方出の者を卑しめてもいう。
    1. [初出の実例]「うづ高くもったをおしな五はいくい」(出典:雑俳・柳多留‐七(1772))

おしな

  1. 〘 名詞 〙 千葉県九十九里の地引網で、海水温度風向などによって魚網を張ること。〔分類漁村語彙(1938)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android