おっかあ(読み)オッカア

デジタル大辞泉 「おっかあ」の意味・読み・例文・類語

おっ‐かあ

《「おかか」の音変化》
子が母親を呼ぶときの語。江戸末期から中流以下で用いられた。
《子の母親の意から》夫が妻を呼ぶときの語。他人の妻にもいう。
店などの女主人を親しんで呼ぶ語。
「大津屋の―にたいそう世話になったのう」〈人・梅児誉美・三〉
[類語]母親女親おんなおやかあさんお母さまお袋母じゃ人母じゃ阿母あぼ慈母じぼママ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android