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ははMat'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


はは
Mat'

ロシア,ソ連の作家 M.ゴーリキー長編小説。 1907年発表。 02年のニジニー・ノブゴロドの労働者運動における実在の人物や事件に取材した小説で,D.フールマノフ,A.オストロフスキーらに大きな影響を与えた。


はは
Mat'

ソ連映画。 1926年作品。監督フセボロド・プドフキン。脚本ナターン・ザルヒ。ゴーリキーの著名な原作の映画化。プドフキンの長編劇映画第1作であり,これによって彼の名はエイゼンシュテインと並び国際的になった。モスクワ芸術座の俳優ベラ・バラノフスカヤが母親役を,同じくニコライ・バターロフが息子役を演じており,画面は音楽的な連結 (モンタージュ) を見せている。

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デジタル大辞泉の解説

あも【母】

「はは」をいう上代語。おも。
「―にこそ聞こえずあらめ」〈雄略記・歌謡〉

おも【母】

はは。
「韓衣(からころむ)裾に取り付き泣く子らを置きてそ来ぬや―なしにして」〈・四四〇一〉
乳母。ちおも。
「みどり子のためこそ―は求むといへ乳(ち)飲めや君が―求むらむ」〈・二九二五〉

はは【母】

親のうち、女性のほう。実母義母継母総称。母親。おんなおや。⇔
物事を生み出す根源。「なる大地」「必要は発明の
[補説]平安時代中期以降近世のころまで「はわ」と発音・表記したが、のち、「はは」に戻った。

はは【母】[書名]

原題、〈ロシア〉Mat'ゴーリキーの長編小説。1907年刊。労働運動を繰り広げる息子とその友人の影響を受けた母親が、階級意識に目覚めて革命運動に加わっていく過程を描く。

はわ〔はは〕【母】

はは

ぼ【母】[漢字項目]

[音](慣) モ(呉) [訓]はは
学習漢字]2年
〈ボ〉
はは。「母子母性母体母胎母堂母乳異母義母慈母実母生母聖母祖母尊母悲母父母養母老母
父母の姉妹。「叔母伯母
母のような存在。「寮母
年老いた女。「漂母
(「姆(ぼ)」と通用)母親に代わって子供を育てる女。うば。おもり。「乳母(にゅうぼ)保母
物の出てくる所。育った所。もとになるもの。「母音(ぼいん)母型母校母港母国母船酵母字母酒母分母
〈モ〉はは。「悲母父母(ぶも)鬼子母神(きしもじん)
〈はは〉「母上母親
[難読]乳母(うば・めのと)祖母(おおば)御母(おかあ)さん小母(おば)伯母(おば)叔母(おば)御祖母(おばあ)さん母屋(おもや)雲母(きらら)水母(くらげ)母衣(ほろ)

も【母】[漢字項目]

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百科事典マイペディアの解説

母【はは】

ゴーリキーの長編小説。《Mat'》。1907年作。1902年のストライキ事件に取材した作品で,メーデーのデモに参加して逮捕された青年労働者パーベルの母親ニーロブナが,革命的信念に目ざめていく過程を描く。

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世界大百科事典 第2版の解説

はは【母 Mat’】

ゴーリキーの長編小説。1906年アメリカで第1部が,翌07年初めにイタリアのカプリ島で第2部が書かれた。最初は1906‐07年にニューヨークの《アップルトン・マガジンAppleton Magazine》誌に英訳で発表され,ついで07‐08年に検閲でかなりの削除を受けて本国ロシアの《ズナーニエ》文集に連載された。単行本(ロシア語)は1907年ベルリンで刊行された。1901年から02年にかけてニジニ・ノブゴロド(現,ゴーリキー)市とその近郊のソルモボで起きた労働運動に基づいて書かれた小説である。

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大辞林 第三版の解説

あも【母】

〔上代語〕
はは。おも。 ↔ しし 「 -にこそ聞えずあらめ/日本書紀 雄略

おも【母】

はは。母親。 「泣く子らをおきてそ来ぬや-なしにして/万葉集 4401
うば。めのと。 「乳飲めや君が-求むらむ/万葉集 2925

はは【母】

親のうちの、女の方。女おや。実母・継母・養母の総称。母親。 ↔ 「一児の-となる」
物事を生み出すもととなるもの。 「必要は発明の-」 「 -なる大地」 〔中古以降近世まで、ハ行転呼音によりハワと発音されたが、室町末期からハハが復活して勢力を強め、今日ではハハのみとなった〕

はは【母】

ゴーリキーの小説。1907年刊。無学な母が、労働運動をしている息子とその友人たちの影響で次第に階級意識に目覚め、運動に参加してゆく。実際の事件に取材した社会主義リアリズムの代表作。

はわ【母】

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

母 (モ)

植物。沈水植物の総称

出典|日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について | 情報

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