20世紀西洋人名事典 「オットーピーネ」の解説
オットー ピーネ
Otto Piene
1928.4.18 -
ドイツの美術家。
ヴェストファーレンのラースフェ生まれ。
デュッセルドルフの美術学校を経て、ケルン大学で哲学を専攻した。1958年マックとグループ「ゼロ」を結成した。光に関心をもちガラスを素材にしたオプティカルな作品の後、火や空気を使った作品に移行し、さらに気球に移った。’68年にビニール・チューブにヘリウムをつめ、空に浮かせて照明をあてたイヴェントの「光の線」がある。’68年からマサチューセッツ工科大学で教える。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報