オフリド(その他表記)Ohrid

デジタル大辞泉 「オフリド」の意味・読み・例文・類語

オフリド(Ohrid)

北マケドニア西部の都市アルバニアとの国境にあるオフリド湖東岸に位置する。旧市街には、ブルガリア帝国支配下の9世紀から11世紀にかけて、多数教会が建造され、スラブ世界における正教文化拠点となった。1979年と1980年に、オフリド地域の自然・文化的景観世界遺産複合遺産)に登録された。

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百科事典マイペディア 「オフリド」の意味・わかりやすい解説

オフリド[湖]【オフリド】

アルバニア東部とマケドニア西部にまたがるバルカン最大の湖。348km2,水深最大286m,透明度約20m。漁業が行われ,観光地ともなっている。東岸のマケドニア領にある古都オフリドは,1767年まで大主教座が置かれ,スラブ正教文化の拠点であった。オフリド地域の文化・歴史・自然環境は1980年,世界遺産(文化・自然複合)に登録。

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