オペアンプ

百科事典マイペディア 「オペアンプ」の意味・わかりやすい解説

オペアンプ

オペレーショナル・アンプリファイヤーoperational amplifier(演算増幅器)の略で,代表的なアナログ集積回路理想的には利得無限大,入力抵抗ゼロの増幅器であるが,実際には利用する信号に対して十分な利得をもち,入力抵抗が無視できることが条件となる。周辺に接続する抵抗素子や容量素子によって増幅器,比較回路,微分回路積分回路等を実現する重要な要素回路。→アンプ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オペアンプ」の意味・わかりやすい解説

オペアンプ
operational amplifier

演算増幅器。アナログコンピュータに用いられていたが,最近の集積回路発展により,きわめて重要な回路素子となっている。オペアンプの理想は,入力インピーダンスが無限大で出力インピーダンスが0,差動利得が無限大で周波数依存性がなく,同相利得が0,また電圧・電流オフセットが0であることである。このオペアンプを用いてインピーダンス変換器,差動増幅器,電圧-電流交換器,能動フィルタなどができる。

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