デジタル大辞泉
「オラデア」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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オラデア
Oradea
ルーマニア北西部,ビボール県 (面積 7535km2。人口 63万 4100〈1992推計〉) の県都。ハンガリー平原の一部をなすクリシュ平野とトランシルバニア高原の境に位置し,ハンガリーとの国境に近い。 11~12世紀に中世都市として発展,1241年にタタール人により破壊されたが,のち再建されて,手工業の中心地となった。 17世紀末からオーストリア帝国の治下に商工業,文化が発達した。第1次世界大戦後ルーマニア領となったが,住民は半数以上がハンガリー人。第2次世界大戦後,機械,製材,皮革,医薬品などの工場が建設された。 18世紀に建設されたカトリック聖堂,バロック様式の市庁舎など重要な文化財がある。鉄道,道路により,クルージナポカ,アラド,ティミショアラ,ハンガリーの首都ブダペストと結ばれている。人口 22万 848 (1992推計) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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