オーシュ(読み)おーしゅ(その他表記)Auch

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オーシュ」の意味・わかりやすい解説

オーシュ
おーしゅ
Auch

フランス南西部、ジェール県県都。トゥールーズの西77キロメートルにある。人口2万1838(1999)。ジェール川の河畔にあり、商業の中心地として栄えている。とくにアルマニャックブランデーワイン穀物の取引中心として重要である。町の起源イベリア人創建によるが、ローマ時代は重要な中心都市となった。その後アルマニャックの首都ガスコーニュの首都となって栄えた。市内にはフランボワイヤン様式のゴシック式建築であるサント・マリー聖堂(15~16世紀)がある。

[青木伸好]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オーシュ」の意味・わかりやすい解説

オーシュ
Auch

フランス南西部,ジェール県の県都。同県の中央を流れるジェール川の左岸にあり,旧ガスコーニュ地方アルマニャック伯領の首都。ケルト時代アウシ人の首都として始り,現在は有名なフォアグラ (ガチョウのレバペースト) やワイン,アルマニャック (ブランデーの一種) など農産加工品の取引中心地であり,タイルやたばこの製造業もみられる。人口2万 4728 (1990) 。

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