オーデンセ(その他表記)Odense

デジタル大辞泉 「オーデンセ」の意味・読み・例文・類語

オーデンセ(Odense)

《「オゼンセ」とも》デンマーク中南部の都市フュン島北部、オーデンセフィヨルドに注ぐオーデンセ川沿いに位置し、港をもつ。名称は「オーディン聖所」を意味する。11世紀にクヌート4世が暗殺され、のちに彼を祭る聖クヌート教会巡礼地となった。アンデルセン生地オーゼンセ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オーデンセ」の意味・わかりやすい解説

オーデンセ
Odense

デンマーク中部,フューンス県の県都。フューン島北部,オーデンセ河畔に位置する同国第3の都市。町の名称は北欧神話の主神オーディンの聖所を意味する古期ノルド語に由来し,町の歴史の古さを物語るが,文献にその名が現れるのは 1000年頃である。 86年聖アルバン聖堂の祭壇前で殺害されたカヌート2世王がのちに聖者に列せられ,各地から巡礼が集ったが,その巡礼の中心聖カヌート大聖堂はいまも市議会堂の近くに残り,1300年頃のゴシック建築として知られている。童話作家アンデルセンの生地で,生家はアンデルセン博物館になっている。北郊のオーデンセフィヨルドに外港があり,市街運河で結ばれている。電気機械,ビール,たばこ,織物工業,精糖,魚肉加工などの工場と造船所がある。 1966年に総合大学 (オーデンセ大学) が創立された。人口 17万 7639 (1991推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「オーデンセ」の意味・わかりやすい解説

オーデンセ
おーでんせ

オーゼンセ

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