オートクンプ鉱山(読み)オートクンプこうざん

最新 地学事典 「オートクンプ鉱山」の解説

オートクンプこうざん
オートクンプ鉱山

Outokumpu mine

フィンランド東部,カレリア地方の変成岩中の銅鉱床地質は片麻状花崗岩(27億年前)を覆う褶曲した雲母片岩・蛇紋岩の各層からなる。鉱体は層状で同層の雲母片岩・石英片岩中に調和的に産出,延長4km,幅250~300m, 厚さ10m以下。鉱石は層状・縞状・塊状・角礫状を示し,黄鉄鉱磁硫鉄鉱黄銅鉱閃亜鉛鉱・石英からなる。成因は貫入説・黒色片岩起原説を経て,海底噴気堆積鉱床の変成説へ。50km離れた氷河漂石から1910年に鉱床発見,28年開山。粗鉱2,800万t(Cu3.4%,Zn0.87%,Co0.22%,Ni0.12%)を産出し89年閉山。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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