お市(読み)おいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「お市」の解説

お市 おいち

1568-1601 織豊時代の女性。
永禄(えいろく)11年生まれ。陸奥(むつ)田舎館(いなかだて)城(青森県)城主千徳(せんとく)政武の妻。天正(てんしょう)13年津軽為信(ためのぶ)に攻められて政武以下が戦死したとき,子らと城を脱出。16年後に為信が清水森(しみずもり)(弘前(ひろさき)市)でおこなった敵味方の戦死者供養大法会にあらわれ,慶長6年3月10日弔慰文と辞世をよんで自害した。34歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「お市」の意味・わかりやすい解説

お市
おいち

小谷の方」のページをご覧ください。

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