カウルバハ(その他表記)Kaulbach, Wilhelm von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カウルバハ」の意味・わかりやすい解説

カウルバハ
Kaulbach, Wilhelm von

[生]1805.10.15. ヘッセン,アロルゼン
[没]1874.4.7. ミュンヘン
ドイツの画家挿絵画家,壁画家。 1822年ジュッセルドルフのアカデミーコルネリウスに学ぶ。 25年師とともにミュンヘンに移り,同地のオデオンの壁画その他を制作。 35,38年ローマに旅行。 37年ルートウィヒ1世の宮廷画家に任命される。同年,彼を著名にした『フン族の戦闘』を制作。 49年コルネリウスの跡を継いでミュンヘン・アカデミーの校長。ベルリン国立美術館の壁画その他の大作ゲーテ,シェークスピアの作品の挿絵などを制作。バロック的動感と新古典主義的様式を折衷した作風特色とする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む