カズイスチカ(その他表記)casuistica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カズイスチカ」の意味・わかりやすい解説

カズイスチカ
casuistica

決疑論。倫理神学用語道徳問題個々の具体的状況 casusにおいて道徳的規範に照して解決する方法。初代教会以来イエスの教えがそのように用いられてきたが,カトリック教会告解秘跡が重んじられだしてから発展。蓋然説,厳密蓋然説,折衷的蓋然説などが対立。蓋然説は道徳の低下を招くとしてパスカル批判を受けたが,のち修正されてローマ教会主流をなしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む