百科事典マイペディア 「カダム派」の意味・わかりやすい解説
カダム派【カダムは】
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…中央チベットでは諸氏族の勢力が安定してくると,混乱した仏教に対する批判と反省が生まれ,北朝系の末裔が援助して,各地に僧団を再興させた。そのころ招かれて西チベットに至っていたインドの名僧アティーシャを,後のカダム派の開祖ドムトゥン等が中央チベットに案内した。アティーシャは大衆部の戒を受け,中観帰謬論証派の見解をもって当時流行の無上瑜伽タントラの実践に熱心であったが,彼を招いてその弟子となった人々は,多く無上瑜伽タントラ以上を修めようとしないで,顕教のみを学んだものもあった。…
※「カダム派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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