カティ・サーク(その他表記)Cutty Sark

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カティ・サーク」の意味・わかりやすい解説

カティ・サーク
Cutty Sark

19世紀のクリッパー時代を代表するイギリスの有名な快速帆船。 1869年の進水。長さ 64.7m,幅 10.9m,深さ 6.4m,921純tの3檣 (しょう) シップで,ティー・クリッパーとして中国産の茶をヨーロッパ競走で輸送して高速性を発揮した。のちにオーストラリア羊毛を運ぶウール・クリッパーとして就航。ここでもスピード記録を出すなどの活躍をした。現在,ロンドン郊外 (グリニッジ) のドックに保存されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「カティ・サーク」の解説

カティ・サーク

スコッチウイスキー(ブレンデッド)の銘柄ひとつ。ブレンデッドウイスキーの代表的銘柄のひとつ。1923年に考案された。主要な原酒は「グレンロセス」「マッカラン」など。山吹色背景に白い帆船の絵を配したラベルが貼られている。後味がよく爽やかな味わい。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む