かなかんぶつ

デジタル大辞泉プラス 「かなかんぶつ」の解説

かなかんぶつ

山梨県郷土玩具。木型に和紙を貼り重ね、面型をとった上に兜をかぶった武者の顔を描いた武者人形一種。かつては男子が誕生すると、その健やかな成長を願って贈られたもので、明治の頃までは4月の末になる縁側などに飾られていた。その後、鯉のぼりなどの節供飾りが主流となり姿を消したが、一部の職人が復刻人形の制作などを行っている。名称は「金兜(かねかぶと)」が訛ったものとも「紙冠物(かみかんぶつ)」が訛ったものともされる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む