ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カネカ」の意味・わかりやすい解説 カネカ 総合化学会社。1949年鐘淵紡績(→クラシエホールディングス)の繊維部門以外の事業(化学,電線,化粧品,油脂,食品など)を継承し,鐘淵化学工業として設立。のちに化粧品や石鹸などの部門を譲渡するなどして事業を順次整理し,合成樹脂を中心に化成品,食品,医薬品,医療機器,電子材料,合成繊維などの製造・販売を手がける。海外投資にも進出し,1970年三井物産と共同経営でベルギーに樹脂の製造を主とする海外子会社カネカベルギーを設立したほか,アジア,アメリカ合衆国などにも製造拠点を広げている。2004年カネカに商号変更。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報