からっきし(読み)カラッキシ

精選版 日本国語大辞典 「からっきし」の意味・読み・例文・類語

からっ‐きし

  1. 〘 副詞 〙 ( 「からきし」を強めたもの ) =からっきり
    1. [初出の実例]「急(せ)っつかれて、からっきし素見(ひやかし)に行く暇もなしよ」(出典:歌舞伎・台頭霞彩幕(三勝半七)(1812)序幕)
    2. 「下女(ぢょちう)なんぞがからっきし半間(はんま)で、五分葱(ごぶ)をくれろといふと昆布(こぶ)はござりません」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む