…どのような色でも三つの原刺激の加法混色によって再現できるという三色性は,このように負の原刺激を加え合わすという表現を許して初めて完全なものになるのである。三色性はたいへんおもしろい目の性質であるが,この性質を積極的に利用したのがカラーテレビである。カラーテレビのブラウン管の面を虫眼鏡で拡大して見ると,赤,緑,青の小さい三つの色が順序よく並んでいるのがわかる。…
…基本特許は外国から導入される場合が多かったが,短期間のうちに外国に勝る製品が生産された。たとえばカラーテレビは,工業化を終えて数年後には,もともとの開発国であるアメリカへ大量に輸出されるようになった。65年から67年にかけて,国内ではカラーテレビとクーラーの需要が著しく増加し,第2次家庭電化ブームが起こった(自動車carと合わせて頭文字から三Cと呼ばれ〈新三種の神器〉といわれた)。…
※「カラーテレビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新