カリフォルニア排日土地法(読み)カリフォルニアはいにちとちほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

カリフォルニア排日土地法
カリフォルニアはいにちとちほう

1913年1月6日から開かれたアメリカのカリフォルニア州議会で制定された「外国人による土地所有の禁止と借款の制限」に関する法律。 07,09,11年と3回にわたって同州議会に提案され T.ルーズベルト,W.タクト両大統領の努力廃案となった同趣旨の法案が,13年には上院 22対2,下院 76対3の圧倒的賛成で原案どおり可決された。カリフォルニアにおける排日運動が初めて立法化に成功したものとして,また日米間の感情悪化の一要因としてその後長く影響を及ぼした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む