カルロス・フィリペ・シメネスベロ(英語表記)Carlos Felipe Ximenes Belo

現代外国人名録2016 の解説

カルロス・フィリペ・シメネス ベロ
Carlos Felipe Ximenes Belo

職業・肩書
元カトリック司教

国籍
東ティモール

生年月日
1948年2月3日

出生地
ポルトガル領ティモール・バウカウ(東ティモール)

学歴
リスボン神学大学〔1981年〕卒

受賞
ノーベル平和賞〔1996年〕

経歴
東ティモール・ディリの高等神学校卒業後サレジオ会に入り、1969〜81年ポルトガル、次いでローマ留学。’82年東ティモール(’76年インドネシア併合)に戻り神父に。’83年ディリ教区臨時管理者、’88年同区の司教となり、非暴力抵抗運動によりインドネシアからの独立を訴える。’89年国連事務総長に対し、東ティモールの帰属を問う住民投票への支援を求める。’96年東ティモール紛争の正当で平和的な解決への尽力により、ラモス・ホルタとともにノーベル平和賞を受賞。2002年5月東ティモールがインドネシアからの独立を果たす。同年11月健康不安を理由に司教を辞任モザンビークでサレジオ会の宣教師となる。著書に「平和と正義のために」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android