カロテン血症(読み)カロテンけっしょう(その他表記)carotenemia; carotinemia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カロテン血症」の意味・わかりやすい解説

カロテン血症
カロテンけっしょう
carotenemia; carotinemia

柑皮症ともいう。柑橘類カボチャトマトノリなどカロテンを多量に含んだ食品を大量に食べることによって,カロテン (→ビタミンA ) が血漿中に増加した状態をいう。皮膚,特に手掌などが黄色を帯びるので,黄疸と混同されることがあるが,黄疸と違って眼球結膜は黄染しない。乳児,脂肪食を摂取する成人,去勢した男子汎下垂体機能低下症粘液水腫糖尿病などでもみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む