かんそ

普及版 字通 「かんそ」の読み・字形・画数・意味

】かん(くわん)そ

野菜に水をやる。梁・昭明太子〔宴闌(たけなは)にして旧を思ふ〕詩 、實に (ちさう)(文辞をつらねる)(つね)に

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【諫】かんそ

諫言して上する。

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【姦】かんそ

邪悪な訴え。

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【間】かんそ

へだてる。

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【簡】かんそ

ゆるやか。

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【寒】かんそ

粗食

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内のかんその言及

【カンツォーネ】より

…一連の詩節の最後に,コンミアートcommiatoないしコンジェードcongedoと呼ばれる,先行詩節より通常短い結びの節が置かれて作品が締めくくられる場合が多い。カンツォーネの起源はプロバンス語詩のカンソcansoにあるとも言われるが定かではない。古典的なカンツォーネ形式は20世紀に至るまで命脈を保ったが,一方,長さや内部構造が各詩節ごとに異なる〈自由カンツォーネ形式canzone libera〉が17世紀の詩人A.グイーディ(1650‐1712)によって創案され,後のレオパルディも同様の詩型を用いている。…

【中世音楽】より

…これらの歌は,いずれも,トルバドゥールのフーケ・ド・マルセーユ(フォルケ・ド・マルセリャ)が言い表したように,〈歌われない詩は,水の流れていない水車のようなものだ〉という考え方に基づいていた。詩の形式の一つにカンソcanso(歌)と呼ばれるものがあったが,日本の短歌が歌と呼ばれるのと一脈あい通じるところがある。アルビジョア十字軍や貴族の結婚などを契機として,世俗歌の創作活動は,北フランスに波及し,やがてはドイツ文化圏においても継承された。…

【トルバドゥール】より

…基本的に男性尊重,女性蔑視の中世にあっては,きわめて異例の発想であり,後代への影響の深さを考えるとき,〈愛は12世紀の発明である〉(C.セニョボス)という評言は必ずしも誇張とはいえない。 この新しい愛を歌うのに,トルバドゥールの重用した詩型はカンソcanso(オイル語(北フランス)のシャンソン)であった。これは原則として8音綴の詩行8からなる詩節を5~7連ねた定型詩であって,最終詩節を短い反歌で締めくくる場合もある。…

※「かんそ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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