共同通信ニュース用語解説 「カンボジア和平」の解説
カンボジア和平
1978年から10年以上続いた内戦終結に向けた和平プロセス。79年、虐殺などで200万人近くを死に追いやったとされるポル・ポト政権がベトナムの侵攻で崩壊し、ヘン・サムリン政権が成立。ポル・ポト派や元国王のシハヌーク殿下派、ソン・サン派が82年に民主カンボジア連合(3派連合)政府を樹立し、内戦が激化した。90年6月の東京会議を経て91年10月に4派と日本など18カ国がパリ和平協定に調印。国連による停戦監視や総選挙実施などが定められた。
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