20世紀西洋人名事典 の解説
カール・エドワード セーガン
Carl Edward Segan
1934.11.19 -
米国の天文学者,教育者。
元・コーネル大学教授,「イカロス」編集長。
ニューヨーク生まれ。
シカゴ大学で学び、1968年にハーヴァード大学天文学助教授、スミソニアン天文台天体物理学助教授、コーネル大学天文学宇宙科学教授などを歴任する。金星、火星の大気と表面の研究、生命の起源の研究で知られ、観測されている特徴が、金星の表面は非常に熱いという仮説と一致していることを提唱し、’66年に共同研究でウェルズが提唱した「火星の暗い部分が山脈の存在を表す」という仮説を支持する証拠を提供した。また、「宇宙との連携」(’73年)、「’コスモス」(’80年)の著者としても有名で、「エデンの恐竜」(’78年)ではピューリッツア賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報