20世紀西洋人名事典 「カールビューラー」の解説
カール ビューラー
Karl Bühler
1879.5.27 - 1963.10.24
ドイツの心理学者。
元・ウィーン大学教授。
バーデン州メッケスハイム生まれ。
1913年ミュンヘン大学教授、’22年ウィーン大学教授を務める。この間’18年「児童の精神発達」を著し、精神の発達を力動的観点から本能、訓練、知能という課程で進行していくという3段階説を提唱した。’38年ユダヤ系のためナチスに追われて、妻のシャーロッテとともに米国に亡命。主に発達心理学を専門とし、新生児行動、社会的発達、年心理学の研究で知られている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報