20世紀西洋人名事典 「カールレーウィット」の解説
カール レーウィット
Karl Löwith
1897.1.9 - 1973.5.24
ドイツの哲学者。
元・ハートフォード神学校教授,元・ハイデルベルク大学(哲学)教授。
ミュンヘン生まれ。
実存主義哲学者として知られ、大学講師時代にナチスのユダヤ人圧迫にあい、日本を経て、アメリカに亡命。戦後帰国しハイデルベルク大学教授となる。主著に「共同人間の役割における個人」(1928年)、「存在の時間」、「ヘーゲルからニーチェへ」(’33年)などがあり、19世紀のドイツ精神史研究に多大の業績を挙げた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報