20世紀西洋人名事典 「ガストンバティ」の解説
ガストン バティ
Gaston Baty
1885.5.26 - 1952.10.13
フランスの演出家,舞台監督。
リヨン(ベリュサン説あり)生まれ。
リヨン大学卒業後、ドイツに留学してラインハルトらの演出法を研究。1919年ジェミエの演出助手となり、群衆劇「大田園劇」等を演出。’22年「幻想劇団」を組織、「娼婦マヤ」で大成功を納め、’30年本拠をモンパルナス座に移す。又、「罪と罰」(’33年)、「ボバリー夫人」(’36年)等の小説の脚色を手がけたほか、理論書「仮面と香炉」(’26年)を著すなど現代演劇の先駆となった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報