20世紀西洋人名事典 「ガブリエルチホフ」の解説
ガブリエル チホフ
Gavrill Adrianovich Tikhov
1875 - 1960
ソ連の天体物理学者,天体植物学者。
元・レニングラード大学教授。
天体植物学の創始者で、1899年気球に乗り、流星の観測をする。1906年数学教師をしながら、プルコヴォ天文台に勤務する。流星や変光星の写真による測色の観測に従事。’19年より12年間レニングラード大学教授。変光星や日食の研究をし、アルゴルのチホフ・ノードマン効果の発見をした。一方、天体植物学は、’47年より創始し、高地での植物の生態を調査し、火星植物の研究をした。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報