ガブリエルミロ(その他表記)Gabriel Miró

20世紀西洋人名事典 「ガブリエルミロ」の解説

ガブリエル ミロ
Gabriel Miró


1879 - 1930
スペイン小説家
創作活動のかたわら市史編纂委員、新聞記者役人など務める。小説プロットの展開は二義的な意義しかもたず、叙述よりも描写が、行為よりも環境が問題であった。読後一枚一枚の画像が鮮明に焼き付けられる印象主義的な小説で、豊かな感覚と洗練された文体は、他の現代作家の追随を許さない。代表作に、「シグエンサの書」(1917年)、「われらの神父サン・ダニエル」(’21年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む