ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガリグ=ラグランジュ」の意味・わかりやすい解説
ガリグ=ラグランジュ
Garrigou-Lagrange, Marie Aubin Gontran
[没]1964
フランスの神学者,哲学者。ドミニコ会士で,修道名は Règinald。アンジェリコ大学教授 (1909~59) 。トミズムに立脚して経験論やカント的主観主義を批判。真理の能力としての人間精神を主張し,ネオトミズムの主柱をになった。主著『神,その存在と本性』 Dieu,son existence et sa nature (15) ,『啓示について』 De revelatione (18) ,『トミズムの理論』 La synthèse thomiste (47) 。
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