がんの薬物治療

共同通信ニュース用語解説 「がんの薬物治療」の解説

がんの薬物治療

がん細胞増殖を抑えたり死滅させたりする抗がん剤は、正常な細胞にも影響を与えるため、吐き気脱毛などの強い副作用課題だった。2000年代に本格的に使われるようになった分子標的薬は、がん細胞の特定の遺伝子変異を標的とし、がん細胞のみに作用するため、従来の抗がん剤より副作用が少ないとされる。一方、免疫チェックポイント阻害剤は、がん細胞が人の免疫細胞攻撃から逃れる仕組みを解除し、免疫機能を後押しする。開発した本庶佑ほんじょ・たすく氏は18年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む