日本大百科全書(ニッポニカ) 「キーズ」の意味・わかりやすい解説 キーズきーずSidney Keyes(1922―1943) イギリスの詩人。ケント州ダートフォード出身。オックスフォード大学卒業後、第二次世界大戦中チュニジア戦線に加わり、捕らえられて早世した。ときに21歳。W・B・イェーツとリルケの影響を強く受けた1940年代のネオ・ロマンチシズムの若手詩人として、その大成が期待されていた。死後、詩集『鉄の月桂冠(げっけいかん)』(1942)および『残酷な夏至(げし)』(1943)に対してホーソーンデン賞を与えられた。[富士川義之] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キーズ」の意味・わかりやすい解説 キーズKeyes, Sidney [生]1922.5.27. ケント,ダートフォード[没]1943.4.29. チュニスイギリスの詩人。新ロマン派の一人と目される独創的な詩人で,愛と死による救済と希望を歌ったが,第2次世界大戦中,アフリカで戦死。『鉄の月桂冠』 The Iron Laurel (1942) などを含む全詩集 (46) がある。 キーズ 「カイウス」のページをご覧ください。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by