ギブソン砂漠(読み)ギブソンさばく

百科事典マイペディア 「ギブソン砂漠」の意味・わかりやすい解説

ギブソン砂漠【ギブソンさばく】

オーストラリア,ウェスタン・オーストラリア州内陸中央部,北のグレート・サンディ砂漠と,南のグレート・ビクトリア砂漠の間にある砂漠東西約830km,南北約400kmにわたり,高原状で砂丘が連なり部分的に低木がはえる。塩湖をもつ盆地がある。
→関連項目ウェスタン・オーストラリア[州]オーストラリア

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギブソン砂漠」の意味・わかりやすい解説

ギブソン砂漠
ギブソンさばく
Gibson Desert

オーストラリア,ウェスタンオーストラリア州中東部にある岩石ないし小石の砂漠。北のグレートサンディー砂漠と南のグレートビクトリア砂漠の間にあり,東西約 840km,南北約 400km。高原状で,ジバーと呼ばれる石の固い砂漠と砂丘が連続し,ところどころに低木もみられ,カーネギー,ウェルズ,ギレンなど多数乾湖がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ギブソン砂漠」の意味・わかりやすい解説

ギブソン砂漠
ぎぶそんさばく
Gibson Desert

オーストラリア、ウェスタン・オーストラリア州中部の砂漠。北のグレート・サンディー砂漠と南のグレート・ビクトリア砂漠との間にあり、ジバー(礫(れき)砂漠)と砂丘からなる。探検家ガイルズが1873年に到達、76年横断に成功した。名称は、ガイルズ一行中の行方不明者に由来する。

[谷内 達]

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