ギャンツェ県(読み)ギャンツェ(その他表記)rgyal rtse; Gyangze

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギャンツェ県」の意味・わかりやすい解説

ギャンツェ(江孜)〔県〕
ギャンツェ
rgyal rtse; Gyangze

中国西南地方,チベット (西蔵) 自治区南部,シガツェ (日喀則) 地区の県。ヒマラヤ山脈の北麓,ヤルン川の支流ニャン (年楚) 川の谷にある。ラサ (拉薩) 市からシッキムにいたる道路の要衝にあたる。行政中心地の城関は 1906年の中英同意書によって開市場となり,インドとの貿易が行われるとともに,イギリスの対チベット工作の拠点となった。谷は自治区の穀倉の一部をなし,ハダカムギ,小麦,菜種を産し,また水力発電所や毛織物,皮革などの工場がある。チベット絨毯の産地としても有名。人口5万 5865 (1990) 。

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