くじゅう連山(読み)くじゅうれんざん

百科事典マイペディア 「くじゅう連山」の意味・わかりやすい解説

くじゅう連山【くじゅうれんざん】

大分県中部の活火山群。九州の最高峰中岳(1791m)と大船(だいせん)山(1786m),涌蓋(わいた)山,黒岳など1500m以上の山々が連なり,第三系の堆積岩,火山岩類の基盤を安山岩質溶岩,砕屑(さいせつ)物などがおおう。北に飯田(はんだ)高原,南に久住高原が広がり,放牧地,キャンプ地に利用される。高山植物群落,九重温泉郷があり,阿蘇くじゅう国立公園に属し九州横断道路が通じる。地熱帯を有し,気象庁が活動を常時観測している。
→関連項目久住[町]九重[町]タデ原湿原日本百名山坊ガツル南小国[町]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 南小国 九重

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む