九州横断道路(読み)きゅうしゅうおうだんどうろ

百科事典マイペディア 「九州横断道路」の意味・わかりやすい解説

九州横断道路【きゅうしゅうおうだんどうろ】

別府から阿蘇くじゅう国立公園を横断して熊本に至り,三角港から有明海フェリーボート島原に渡り(2006年フェリー廃止),雲仙国立公園を経て長崎に至るルート総称延長約300km。別府阿蘇道路(やまなみハイウェー,大分県由布市〜熊本県阿蘇市52.4km,1964年開業),島原道路(長崎県島原市〜同県雲仙市小浜町雲仙15.2km,1960年開業,1973年無料開放),雲仙道路(雲仙市小浜町小浜〜雲仙12.1km,1957年開業,1973年無料開放)を含む。日本道路公団建設
→関連項目くじゅう連山九重[町]タデ原湿原

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「九州横断道路」の意味・わかりやすい解説

九州横断道路
きゅうしゅうおうだんどうろ

九州の中央部を東西に走る観光道路。別府-長崎間で全長約 300km。中心は別府-久住 (九重) 高原阿蘇山を結ぶ別府阿蘇道路 (やまなみハイウェー) で,1964年完成。ほかに島原道路,雲仙道路などと国道 57号線,三角島原国道フェリーを含む。沿線には城島飯田,瀬ノ本などの高原,九重,阿蘇,雲仙などの火山群とその周辺の温泉群があり,変化に富む。九州中央部の観光,産業,経済,文化の発展に寄与するところが大きい。

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