クライドクラックホーン(その他表記)Clyde Kluckhohn

20世紀西洋人名事典 「クライドクラックホーン」の解説

クライド クラックホーン
Clyde Kluckhohn


1905.1.11 - 1960.7.28
米国の文化人類学者。
元・ハーバード大学教授,元・ハーバード大学付属ロシア研究所所長。
アイオワ州生まれ。
フローレンス・クラックホーンは妻で共に文化人類学者である。ウィスコンシン大学オックスフォード大学等で人類学を修め、メキシコ大学、ハーバード大学で教鞭を取る。1947年アメリカ人類学会会長に就任、同年ハーバード大学ロシア研究所初代所長となる。ニューメキシコ州のナバホ・インディアンについて20年の長期に渡り実証的研究を行い、パーソナリテイ形成過程の研究に従事。広い視野で文化とパーソナリティ論を発展させたボアズに始まるアメリカの総合人類学の最後の継承者である。著書に「人間のための鏡」(’48年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android